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燃料電池自動車、5万台の予定が、まだ42台、投入予算200億
June 28, 2009
厳しい数値ですね。しかし、これだけ技術が難しい。そう捉えたい。

計画によれば2010に50,000台が普及する予定の燃料電池自動車 (= FCV)が、
たったの42台。投入した予算が200億弱( 2004 to 2007) … 。無残な数値である。
予算投入側のフラストレーションは理解できる。最近、米国も同じようなこと言っていた。
これに追従しななければ良いが。

燃料電池自動車の場合、絶えず発生する振動に耐え、温度、湿度など大幅に変動する周囲条件に耐え、また、狭い空間に設置するために小型化が必須であり、かつ高出力密度を要求される。
燃料電池という全く新しい技術であり、先例がなく、問題現象のメカニズムの解明、素材の開発など開発としては非常に難しいのだろう。さらに、使用する水素の発生、貯蔵、輸送についての技術開発、それらについてのインフラの整備も行なわねばならない。

しかし、TOYOTA, ダイムラー、HONDA, NISSAN, (GM), …すべて燃料電池自動車の実現に向けてひたすらに開発を続けている。日本のメーカーのこの分野の特許出願件数は世界一である。これだけの技術集団が、環境負荷の増大に対する厳しい条件をクリアし、次代の自動車ビジネスを展開可能とする技術と信じて、その開発を続けているのである。
必ず技術のbreakthroughが起きる。

これら巨大技術集団の技術センスを信じたい。必ず実現する。

米国にならってこの部分への予算の削減などの処置をとらないことを祈る。
ただし、配分された予算の使用にあったってその効率化は当然である。
優先順位を付け、優先度の低い分野へ配分する予算の削減は仕方がないのだろう。

米国のこの分野への予算削減記事の一部です。ご参考までに。
(注:この部分は、財務、総務省関係者は熱心に読まないことをお勧めします。)

“After pouring billions of dollars of federal money into fuel cell car research over decades, the US Department of Energy is cutting back on future spending. In the 2010 budget that the administration is submitting to Congress, Energy Secretary
Stephen Chu proposed slashing more than $100 million from the Energy Department's hydrogen program. That's a cut of almost 60 percent and one that will almost entirely come from transportation.”
http://www.hybridcars.com/fuels/energy-department-cuts-funding-fuel-cell-cars-25790.html

燃料電池は全く新しい次世代巨大技術と考えたい。ぜひ、その開発を支えたいものである。いささか情緒的なもの言いであるが。